番組表

篤姫1 篤姫2

篤姫

7月6日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第21回「妻の戦」

第21回 「妻の戦」
家定(堺雅人)は実はうつけのふりをしているのではないかと感じた篤姫(宮崎あおい)は、家定本人に真相を問い詰めようとする。しかし、家定が篤姫のもとを訪れない日々が続く。幾島(松坂慶子)や滝山(稲森いずみ)、そして家定の実母・本寿院(高畑淳子)らは、篤姫の髪型や服装をいろいろと変えることで家定の気を引こうと試行錯誤するが、いっこうに効果はあらわれない。仏間で朝に家定と顔を合わせた篤姫は、とうとう家定自身に願い出る。
ようやく家定が篤姫のもとを訪れる。篤姫は、家定になぜうつけのふりをしているのかと聞くが、家定は相手にしない。しかも、自らの子を持つつもりはないと明言する。この情報はすぐさま幾島(松坂慶子)から斉彬(高橋英樹)にもたらされた。斉彬や斉昭(江守徹)らは、慶喜(平岳大)を次期将軍に擁立すべきときがいよいよ近づいたことを知る。
篤姫は、側室のお志賀(鶴田真由)を招き、家定の真の姿についてどう考えているのかと問うが、お志賀はただただ家定のそばにいられれば幸せだと答えるのみ。家定のことが気になって仕方のない篤姫は、それが愛情という感情だということに、まだ気づいていなかったのであった。

6月28日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第20回「婚礼の夜」

篤姫(宮崎あおい)に、家定(堺雅人)との婚礼が近づく。しかし、城内でかくれんぼに興じていた家定の姿を見てしまった篤姫は、家定がまともな人物なのかどうか疑問を抱く。
時代が大きく動いているときに、江戸や京から遠く離れた薩摩で過ごすことに尚五郎(瑛太)は焦りを感じていた。そこに大久保(原田泰造)は、家定には暗愚との評判があると伝える。尚五郎は、篤姫が政治闘争に利用されているのではないかと危ぐする。
とうとう迎えた婚礼の日、長々とした儀式が続く中、家定は篤姫に関心を持つ様子が一向にない。夜になり、2人で床につくが、家定はさっさと寝ようとしてしまう。どうにかして家定を寝かさないようにしようと篤姫は話しかけるが、家定は「何か面白い話を聞かせよ」と言い、篤姫が語る昔話に喜ぶばかり。篤姫の家定への不信感は極まる。幾島(松坂慶子)は、家定がうつけではないかといううわさを知っていたことを、とうとう明かす。しかしながら、斉彬(高橋英樹)が、「家定は実は暗愚ではないのではないか」とも言っていたと告げる。庭でアヒルを追いかけてはしゃぐ家定を見かけた篤姫は、自らそのうわさの真偽を確かめようと決意するが…。

6月21日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第19回「大奥入城」

婚礼を間近に控え、篤姫(宮崎あおい)は、とうとう江戸城に入る。大奥の広大さ、豪華絢爛(けんらん)な調度の数々、膨大な数の奥女中たち…。篤姫には、すべてが新しく驚くことばかりであった。また、家定の生母・本寿院(高畑淳子)や千人を超える女中たちを取り仕切る御年寄の滝山(稲森いずみ)らと顔を合わせる。
篤姫は、姑(しゅうとめ)にあたる本寿院には嫁として当然のことと考えて下座からあいさつをしたり、これまでの非合理的なしきたりを変えようとするなどして、大奥の女中たちには風変わりな姫とうわさになっていく。しかしながら、夫となる将軍・家定(堺雅人)には会えぬまま日が過ぎる。しかも家定には側室・お志賀(鶴田真由)がいることも知る。
一方、伊豆の下田にはアメリカ領事のハリスが到着し、家定に謁見(えっけん)を申し入れるなど活発な外交交渉を開始する。こうした事態に対処するため、家定の次の将軍を選定することが急務であると斉彬や阿部正弘(草刈正雄)は考えるが、彼らの動きに対して井伊直弼(中村梅雀)は警戒を強める。
そんなある日、篤姫は大奥の庭で真剣にかくれんぼをして遊んでいる男を見かける。しかも、その男は女中たちに「公方様」と呼ばれていた…。


6月14日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第18回「斉彬の密命」

安政の大地震により、篤姫(宮崎あおい)の江戸城大奥への輿(こし)入れは白紙に戻る。篤姫が江戸の薩摩藩邸で暮らし始めて、はや2年。婚礼の目処も立たない日々に、さすがの幾島(松坂慶子)も焦りをおぼえる。しかし、このような試練こそ将来の苦難に備えた自己鍛錬になる、と前向きにとらえる篤姫の姿に救われる。
薩摩に帰った尚五郎(瑛太)は、斉彬(高橋英樹)の命に従い、お近(ともさかりえ)との婚礼の準備を進めていたが決心がつかずにいた。そんなある夜、こっそりとお近が尚五郎の家を訪れ、今回の縁組を尚五郎の方から断ってもらいたいと申し出る。お近は尚五郎よりも7歳も年上であり、体も弱いことを非常に気にしていたのだ。尚五郎は、お近の謙虚で素直な心を知り、結婚を決意する。
ようやく篤姫の婚礼の日程が決定する。大奥に移る前夜、斉彬は篤姫に密命を授ける。それは、篤姫が、もし将軍・家定(堺雅人)との間に世継ぎを産めなかった場合は、次期将軍を一橋家の慶喜とするよう、家定や大奥の人々を説得せよというものだった。篤姫は、斉彬が自分を御台所にしようとした最大の理由を初めて知る。
大奥から迎えにきた滝山(稲森いずみ)に従い、篤姫はとうとう江戸城へと向かう。


6月7日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第17回「予期せぬ緑組み」

篤姫(宮崎あおい)の江戸城大奥へのお輿入れが翌年早々と決まり、江戸の薩摩藩邸は華やいだ雰囲気に包まれていた。西郷(小澤征悦)は、篤姫の嫁入り道具の選定を命じられて奔走するが、幾島(松坂慶子)にはもっと質の高いものを用意するようにと突き返され続ける。そんな折、尚五郎(瑛太)がようやく江戸詰めに選ばれる。初めての江戸暮らしに尚五郎は驚くばかり。斉彬(高橋英樹)に身近に接し、お庭番として活躍している西郷の姿にも刺激され、蘭学等の勉強に励む。しかし、わずか数か月後、尚五郎は斉彬に呼ばれ、予期せぬ重大な命令を受ける。小松清猷(沢村一樹)が赴任先の琉球で病死したため、尚五郎は清猷の妹・お近(ともさかりえ)と結婚し、小松の家を継ぐようにというのだ。あまりの突然な縁組に驚きを隠せない尚五郎に、斉彬は篤姫との面会を特別に計らう。篤姫と久しぶりに囲碁を打つ尚五郎。すっかりと御台所にふさわしい落ち着きを身につけた篤姫の成長ぶりを目の当たりにし、尚五郎も自らの運命に覚悟を抱く。尚五郎が去った江戸の薩摩藩邸では、お輿入れの準備も大詰めを迎えていた。そんなある夜、突如、江戸の町を大地震が襲う……。

5月31日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第16回「波乱の花見」

斉彬(高橋英樹)の健康がようやく回復し、篤姫(宮崎あおい)の御台所の件は大詰めを迎えようとしていた。家定(堺雅人)は、本寿院(高畑淳子)の強い勧めにも、せんべいが上手く焼けたならばと話をそらし続ける。また、強硬に反対している斉昭(江守徹)を説得するため、斉彬は、花見を口実に斉昭を薩摩藩邸に招き、篤姫を直に会わせようと図る。篤姫は、斉昭が編纂(へんさん)している大日本史を読み込み、斉昭との対面に備える。一方、薩摩では、日々の退屈な城勤めに飽き、江戸での西郷(小澤征悦)の活躍をうらやむ尚五郎(瑛太)が、お近(ともさかりえ)を相手に愚痴ばかり言っていた。とうとうお近は、そのような泣き言は聞きたくないから二度と来ないでくれと強く言う。尚五郎は目が覚める思いがして、お近に感謝する。さて、花見の当日。篤姫は、斉彬らの止めるのも聞かずに斉昭に論戦を挑んでしまう。大日本史は、唐や天竺などから多くを学んだかを記しているのに、なぜ斉昭は攘夷を主張するのか?西洋からも学ぶべきものがあるのではないのか? 篤姫の抗議に、斉昭は激怒する…。そのころ、江戸城では家定の焼くせんべいが…。

5月24日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第15回「姫、出陣」

西郷(小澤征悦)は庭方役に抜てきされ、斉彬(高橋英樹)の側近くに仕えることになる。さらには、篤姫(宮崎あおい)の嫁入り道具一式の選定を任される。西郷の活躍ぶりに、薩摩に残る尚五郎(瑛太)は焦る。また、大久保(原田泰造)はようやく公務に復帰できたが、いまだに父の遠島処分が解けずに苦しい生活を続けていた。
斉彬の息子で、近衛家との結納を済ませたばかりの虎寿丸が早世する。さらには、斉彬自身も重い病で寝込んでしまう。篤姫や西郷は神仏に祈るが、一向に容態は回復しない。藩内では、これらはすべて、自らの息子・忠教(山口祐一郎)を藩主にしようと画策しているお由羅(涼風真世)の呪詛調伏(じゅそちょうぶく)に違いないと信じられるようになる。
西郷は、かくなる上はお由羅を自らの手で始末しようと企てるが、事前に斉彬に発覚しいさめられる。
とうとう篤姫は、お由羅のもとに出向き、直接対決しようと意を決する。西郷は警護役として付き従う。初めて対面したお由羅に、篤姫は、率直にうわさの真偽を問いただすのであった……。
そのころ薩摩では、大久保の父がようやく戻り、尚五郎にも城勤めが命じられることになり、それぞれに明るい未来が見え始めていた。

5月17日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第14回「父の願い」

御台所になどなれるわけがない、と英姫(余貴美子)に断言された篤姫(宮崎あおい)は、鬱々(うつうつ)とした日々を江戸の薩摩藩邸で送っていた。
家祥(堺雅人)は、朝廷より将軍宣下を受け、名を家定と改め、第13代将軍となった。生母の本寿院(高畑淳子)も、そろそろ御台所の件を固めたいと老中らにはっぱをかける。
年が明け、アメリカのペリーが再び江戸沖に現れた。斉昭(江守徹)は徹底して鎖国・攘夷を主張するが、井伊直弼(中村梅雀)らは和親条約を締結。下田と函館の港を開くこととした。この騒動のため、江戸から急に呼び戻された斉彬(高橋英樹)は、薩摩を出立する直前に病床の忠剛(長塚京三)を見舞う。その際に忠剛から一つの頼み事をされる。
江戸の薩摩藩邸に到着した斉彬に、篤姫は御台所の件について素直に問いかける。斉彬は、斉昭らの反対があることを包み隠さずに話す。また、忠剛がずいぶんと前に亡くなってしまったことも話してしまう。忠剛は、つまらぬことで篤姫を動揺させたくない。亡くなってもそのことを篤姫には伝えてくれるなと斉彬に遺言していたのであった。伝えるなと言った父・忠剛の気持ち、それでも伝えた父・斉彬の思いに、篤姫は熱く涙するのであった。


5月10日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第13回「江戸の母君」

徳川将軍家の御台所になるべく、篤姫(宮崎あおい)は、まずは船で大坂に向かった。荒い波にもまれ激しい船酔いに苦しむなかで、篤姫と幾島(松坂慶子)は、お互いの絆(きずな)をさらに深めあった。
途中、京都の近衛忠熙(春風亭小朝)にあいさつに行く。そこで幾島は、家祥(堺雅人)は公家の娘を正室にするという噂があると老女・村岡(星由里子)から聞き、大いに驚く。ようやく江戸に着いた篤姫らは薩摩藩邸に入るが、斉彬の正室であり形式上は篤姫の母となった英姫(余貴美子)と会えない日々が続く。
さて、江戸城では、斉昭(江守徹)が、篤姫を大奥に入れることに反対を示し、老中・阿部(草刈正雄)らを困らせていた。一方、薩摩では、尚五郎(瑛太)が江戸に行きたいと願っていた。しかし、斉彬(高橋英樹)に選ばれ江戸へ向かうことになったのは西郷(小澤征悦)であった。尚五郎は意気消沈するが、お近(ともさかりえ)から、薩摩でしか出来ないことをすべきではないかと励まされる。
とうとう篤姫は、英姫との対面がかなう。しかし、英姫は、篤姫ごときが御台所になれるわけがなく、すべては斉彬の妄想だと冷たく言い放つのであった……。幾島は、事の真相を突き止めようと決意する。


5月3日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第12回「さらば桜島」

篤姫(宮崎あおい)が江戸に向けて出立する日が近づいた。篤姫のお披露目のため、家中の主だった家のものが城に集められた。初対面の忠教(山口祐一郎)は、篤姫とじっくりと話し、その人物の大きさに素直に感服する。また篤姫は、忠剛(長塚京三)やお幸(樋口可南子)とも久しぶりの対面を果たす。しかし、幾島(松坂慶子)からは、実父母といえども家臣であり、もはや親とは思うなと厳しく申し付けられ、儀礼的なあいさつしか許されない。篤姫は感情を抑え続けることが出来ず、斉彬(高橋英樹)の面前で泣き崩れ、幾島に厳しくしかられる。とうとう篤姫が江戸へと旅立つ日となる。篤姫は、これまで自分を育んでくれた薩摩の人々や自然を目に焼きつけながら駕籠(かご)を進める。最後に、篤姫は桜島が一番美しく見える思い出の場所へと向かう。そして、桜島に薩摩を守って欲しいと祈る。行列を追いかける尚五郎(瑛太)や西郷(小澤征悦)らも、近い将来自分たちも江戸に行って広く世の中を見ようと決心する。船に乗り込んだ篤姫は、遠のく桜島を甲板からみつめながら、この日初めて涙を流す。篤姫は、『薩摩を思って泣くのは、これが最後』と幾島に誓うのであった。

4月26日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第11回「御台所への決心」

将軍家正室となることを知り、覚悟を決めた篤姫(宮崎あおい)は、幾島(松坂慶子)とともに、歴史の勉強をはじめとして鼓や琴など諸芸のけいこに余念がない日々を送っていた。斉彬(高橋英樹)から打ち明けられた篤姫の実父忠剛(長塚京三)は、お幸(樋口可南子)とともに娘の出世を喜びつつも、篤姫がこれまで以上に遠い存在になってしまったことを悟るのであった。
忠敬(岡田義徳)からうわさを聞きつけた尚五郎(瑛太)は、ショックを隠せず動揺する。思い余って、どうしても江戸に行きたいと清猷(沢村一樹)に懇願する。
当時、藩内から広く改革案を求めていた斉彬は、西郷(小澤征悦)なる下級武士の意見書が特に優れていることに感銘を受ける。西郷のことを知りたいと尚五郎を呼び出した斉彬であったが、話をするうちに尚五郎が篤姫に強く思いを寄せていたことを知る。
斉彬の粋な計らいで尚五郎は篤姫との再会を七夕に果たす。篤姫は、尚五郎に、実父母や薩摩の将来を託す。将軍家に嫁ぐことにもはや何の迷いもない決然とした篤姫の姿を目の当たりにし、尚五郎は篤姫が先に大きく成長してしまったことを知る。篤姫が江戸に旅立つ日は、すぐそこに迫っていた。

4月19日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第10回「御台所への決心」

斉彬(高橋英樹)から、篤姫(宮崎あおい)を次期将軍・家祥(堺雅人)に嫁がせたいという野望を聞かされた幾島(松坂慶子)は、これまでにもまして篤姫への教育を徹底的に行う。しかし、そうした事情を一切知らされていない篤姫が一向に興味を示さないため何事も上達しないままであった。
江戸では、ペルリがもたらした国書に対して老中・阿部(草刈正雄)が広く意見を募ったものの収拾がつかず、海防参与に就任した斉昭(江守徹)はより強硬な攘夷論を主張し続け、政局は混迷を深めていた。
さて、困り果てた幾島の様子を見て、とうとう斉彬は篤姫本人に、篤姫が将軍家正室、いわゆる御台所(みだいどころ)候補となっている事実を明らかにした。
その夜、皆が寝静まった鶴丸城内に、しのび足で歩く者がいた。なんと、篤姫が城からの脱走を図ろうとしたのだ。しかし、あっけなく露見してしまう。とうとう観念した篤姫は、斉彬の真意を知りたいと素直に申し出る。篤姫が将軍正室となり大奥に入ることで、外様大名ながらも大きな発言力を得、混乱する幕府を建て直したいという斉彬の率直な発言に、篤姫は心を動かされる。そして、篤姫は自らの意思で将軍家に嫁ぐことを決意するのであった。

4月12日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第9回「篤姫誕生」

島津本家の姫にふさわしくなるようにと、於一(宮崎あおい)には、京の近衛家に仕えていた老女・幾島(松坂慶子)が付けられる。諸芸百般に通じる幾島により、お姫様養成のための特訓が始まる。
薩摩に戻った斉彬(高橋英樹)は、於一に篤子(あつこ)という新しい名前を授ける。ここに、篤姫が誕生する。
斉彬は、この数日前に浦賀に現れたペルリ率いるアメリカ艦隊についての情報も薩摩にもたらした。篤姫も大いに驚くとともに西洋の文明に強い興味を抱く。同じく江戸から戻った清猷(沢村一樹)により、尚五郎(瑛太)や西郷(小澤征悦)、大久保(原田泰造)らも、日本が欧米から交易を迫られている現実を知る。
そんな中、江戸では12代将軍家慶が急死し、暗愚として知られる家祥(堺雅人)が将軍職を継ぐことが必至となった。これを知った斉彬は、篤姫のじゃじゃ馬ぶりにほとほと愛想を尽かしかけていた幾島に、篤姫の特訓を急ぐのがなぜか、その重大な秘密を打ち明けるのであった‥。


4月5日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第8回「お姫様教育」

鶴丸城に入った於一(宮崎あおい)であったが、堅苦しい城のしきたりになじむことが出来ない。老女・広川(板谷由夏)をはじめとした奥女中たちには分家の娘と侮られ、辛い日々が続き、於一も投げやりな態度を示すようになる。
大久保正助(原田泰造)は3年ぶりに謹慎を解かれ、尚五郎(瑛太)や西郷(小澤征悦)は安心するが、一緒に喜びを分かち合いたい於一が、言葉を交わすこともかなわない高い身分になってしまったことに寂しさを感じる。
とうとう、ぺリー率いるアメリカ艦隊が浦賀に現れる。斉彬(高橋英樹)は、国力や軍備の増強を図ろうとする一方で、京都の近衛忠熙(春風亭小朝)にある依頼をする。
香によって気晴らしをしようと考えた於一は、お近(ともさかりえ)を城に招く。お近は、お幸(樋口可南子)から於一に手紙を渡すように頼まれていた。それは、忠剛(長塚京三)が焼き捨てたはずの菊本(佐々木すみ江)の於一宛の遺書であった。於一の栄達を願う菊本の言葉に、於一は心を改めようと決意するのであった。
そこに、近衛家から、於一の指南係として諸芸百般に通じる幾島(松坂慶子)が派遣されてくる……。


3月29日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第7回「父の涙」

於一(宮崎あおい)は、菊本(佐々木すみ江)の自害に激しいショックを受ける。しかも、忠剛(長塚京三)が、菊本の亡骸を罪人並みに冷たく処分したことで、父に対して激しい反感を抱く。その夜、お幸(樋口可南子)から、実は菊本がお幸に遺書を残していたことを知る。そこには、本家の養女となり輝かしい未来が開けている於一の将来を考え、自分のような身分の低いものが育てたという事実を消し去りたい、そのためにあえて死を選んだと書かれていた。於一は、菊本の一途な思いを改めて知り、斉彬(高橋英樹)の養女になることの重大さを学ぶ。一方、長崎出島より、日本との通商を求めてアメリカ軍艦が迫っているという情報が江戸にもたらされる。その対処に幕府首脳陣は苦慮するが、斉昭(江守徹)は徹底した攘夷論を主張して譲らない。斉彬は、混乱を極めつつある政治状況の中で、ある策謀のために、一日も早く於一を本家に迎え入れる必要があることを悟る。鶴丸城に移る日が刻一刻と近づく於一であったが、急に忠剛は沿岸警護のための砲台作りに精を出し、一向に於一のことに関心を抱いていないそぶりをみせる。そして、とうとう於一が城に上がる当日となるが‥。

3月22日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第6回「女の道」

於一(宮崎あおい)を養女にしたいとの斉彬(高橋英樹)の申し出に、忠剛(長塚京三)は感激する。幼い頃から於一を育ててきた菊本(佐々木すみ江)も、この上ない名誉と、ことのほか嬉しがる。しかし、於一は突然のことに驚き、断ることなど出来ないことは知りつつも、どうしてよいのか迷ってしまう。養女の件を知った尚五郎(瑛太)は、於一が夫婦になることが決して叶わない身分になることを悟り自暴自棄に陥る。西郷(小澤征悦)の祝言に招かれた尚五郎は思い余って泣き崩れるが、西郷の温かさに励まされる。喜びに包まれる今和泉家であったが、なぜか菊本の様子がおかしいことにお幸(樋口可南子)は気づく。養女に選ばれたことをどうしても納得出来ない於一は、斉彬と直に会い理由を教えてもらいたいと忠剛に懇願する。城に出向く日の朝、菊本は於一に「女の道は一本道。引返すは恥にございます」と迫る。於一の率直な問いかけに、斉彬は、於一が自分の母にとても似ているからだと話す。於一は、斉彬の情愛溢れる気持ちを知り、養女となることを決心する。だが、今和泉の家に戻った於一を待っていたのは、自害した菊本の姿であった‥。

3月15日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第5回「日本一の男」

於一(宮崎あおい)のもとに、斉彬(高橋英樹)から一揃いの「日本外史」が届く。喜んで史書を読みふける於一に、菊本(佐々木すみ江)は、女の幸せは良い嫁になることだと説く。そんな折、忠教(山口祐一郎)が、息子の右近(加治将樹)が於一に一目惚れし、結婚したいと言っていると忠剛(長塚京三)に伝える。忠剛は、忠教の家との縁組は斉彬に誤解を与えるのではないかと気をもみ、どうしても前向きになれない。忠敬(岡田義徳)から於一の縁談を聞いた尚五郎(瑛太)は激しく動揺する。尚五郎は於一が結婚をどう考えるのかと尋ねるが、於一は日本一の男と結婚したいと答えるのみだった。そのころ、アメリカ帰りのジョン万次郎(勝地涼)が薩摩に招かれていた。万次郎と会った尚五郎は、アメリカでは家の間で縁組を決めるのではなく、好きな相手と結婚できると知る。勇気を得た尚五郎は、ついに忠剛に直談判し、於一への思いを打ち明ける。しかし、その翌日忠剛が斉彬から城に呼び出される。忠剛は、右近との縁談がとうとう斉彬の耳に入ったのかと心配する。ところが、斉彬の申し出は、於一の人生をまるっきり変える、思いもつかないことであった。

3月8日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第4回「名君怒る」

お家騒動の末、ようやく藩主となった斉彬(高橋英樹)が薩摩にお国入りし、米価の改革などに積極的に取り組む。忠教(山口祐一郎)の藩主就任を画策した一派は、斉彬からどのような処罰が下るかと怯えるが、結局何のお咎めもないままに日が経つ。そして、すぐにも赦しがあると思われていた大久保(原田泰造)らに何の沙汰もないことに、西郷(小澤征悦)ら若い藩士たちは苛立つ。 於一(宮崎あおい)や尚五郎(瑛太)は、斉彬の側近を務める小松清猷(沢村一樹)とその妹のお近(ともさかりえ)を訪ね、斉彬の真意を問い質す。しかし、清猷は一切答えようとせず、斉彬を信じることが忠義の道と諭すが、於一はどうしても納得できない。そんな折、斉彬は島津家の分家をみな城に招き、一人ひとりに対面したいと急に言い出す。忠剛(長塚京三)は斉彬に失礼があってはならないと、於一に挨拶の稽古をつける。
しかし、登城の当日、斉彬に会った於一は清猷の制止を振り切り、なぜ大久保らに赦免がないのかと、斉彬に激しく問い詰めてしまう。実はある思惑があって分家の面々を集めていた斉彬は、そんな於一の一途さに大いに興味を抱くのであった。

3月1日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第3回「薩摩分裂」

薩摩では、藩主・島津斉興(長門裕之)の側室お由羅(涼風真世)が息子の忠教(山口祐一郎)を跡継ぎにと望み、嫡男・斉彬(高橋英樹)を慕う一派と激しい対立をひき起こしていた。於一(宮崎あおい)は、藩の政治がどうなっているのかとても興味をもつが、忠剛(長塚京三)は子どもが知るべきことではないとはねつける。このお家騒動に巻き込まれ、大久保正助(原田泰造)も謹慎処分となる。肝付尚五郎(瑛太)から聞き及んだ於一は、正助の家族がさぞ苦しい生活をしているに違いないと、今和泉家の厨房(ちゅうぼう)からカツオやタイを持ち出しては正助に届けるようになる。正助は、於一と尚五郎、そして西郷吉之助(小澤征悦)の心遣いに深く感謝する。さらに、正助の妹たちが内職に追われる姿を見た於一は、自らのかんざしやくしさえ正助の母・フク(真野響子)に渡そうとする。しかし、フクは頑として受け取らない。フクを傷つけたと悩む於一に、お幸(樋口可南子)は、薩摩の女の誇りについて語り聞かせる。一方、老中・阿部正弘(草刈正雄)の助けによりようやく藩主となった斉彬は、於一の人生を左右することになるある野望を抱いて薩摩にお国入りを果たすのだった。

2月23日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第2回「桜島の誓い」

於一(宮崎あおい)の父・島津忠剛(長塚京三)は、ひたすらに自粛謹慎し、家政の改革に励むことで、ひとまず藩からの処分をなんとかまぬがれる。家老・調所広郷(平幹二朗)による藩財政の再建は着実に進み、一時期は500万両にも及んだ借金はすっかりなくなっていた。しかし、一方で、藩士や農民たちの生活は困窮を極め、西郷吉之助(小澤征悦)や大久保正助(原田泰造)ら若い藩士たちの間には、調所を重用している藩主・島津斉興(長門裕之)と側室・お由羅(涼風真世)への憎しみが高まっていた。そんな折、世子・島津斉彬(高橋英樹)の子どもたちが、立て続けに幼くして亡くなってしまう。しかも、その子らの床下から、呪詛調伏に使用されたと思われる人形が発見される。藩内では、お由羅と調所への憎しみが最高潮に達する。そんな折、於一は調所に招かれる。於一は、肝付尚五郎(瑛太)とともに調所の屋敷を訪れる。江戸から急な呼び出しを受けたため、旅立つ前に於一と会ってゆっくりと話したかったからだと言う。その後江戸に向かった調所は、幕府老中・阿部正弘(草刈正雄)から密貿易などの罪に問われるが、藩をかばうために毒をあおって自害してしまう。

2月9日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第1回「天命の子」前編

2月16日(土)放送 9:00pm~10:00pm 
第1回「天命の子」後編

黒船来航にはまだ20年近くも前の天保6年(1835年)。桜島を間近にのぞむ鹿児島は、藩主の跡継ぎ島津斉彬(高橋英樹)の初めてのお国入りに沸き立つ。そんな中、島津家の分家の一つである今和泉島津家に、待望の女の子が生まれる。父の島津忠剛(長塚京三)と母・お幸(樋口可南子)は、長女の幸せを願い一(かつ)と名付ける。のちの天璋院篤姫である。於一は、病弱な兄たちとは違い、かなりおてんばで好奇心旺盛な、そして心優しい娘に育っていく。やがて時が経ち、薩摩藩は家老・調所広郷(平幹二朗)の指揮の下、厳しい財政改革に励んでいた。藩の役所で農政を担当していた西郷吉之助(のちの隆盛・小澤征悦)は、農民たちの苦しい生活を目の当たりにし、人望厚い忠剛に訴えに来る。しかしそれが調所の耳に入り、忠剛は農民に対して手ぬるいとして処分を受けることになる。於一(宮崎あおい)は、領民思いの父親が責めを負うことにどうしても納得できない。そこで、親しくなっていた同じ年の生まれの肝付尚五郎(のちの小松帯刀・瑛太)とともに無謀にも調所邸に乗り込み、なぜ調所が過酷な政策を続けるのかと問いかけるのであったが‥。

出演
宮崎あおい、瑛太、小澤征悦、原田泰造、長塚京三、樋口可南子、岡田義徳、佐々木すみ江、春風亭小朝、沢村一樹、ともさかりえ、榎本孝明、的場浩司、勝地涼、真野響子、山口祐一郎、長門裕之、涼風真世、板谷由夏、平幹二朗、高橋英樹、堺雅人、堀北真希、松田翔太