ハケンの品格
ハケンの品格
派遣社員として特Aランクの評価を受ける大前春子(篠原涼子)が、3ヶ月契約で丸の内にある食品会社『S&F』の営業事業部マーケティング課に雇われる。休日出勤も残業も一切なし。契約した事以外はしない。そんな彼女に周囲は振り回されつつも、徐々に認め始める。
5月18日(日)放送 9:00pm~10:00pm
第5回「お時給インベーダーとナマコ大先輩」
人事部が小笠原の嘱託契約を打ち切ることを決めた。小笠原も以前は腕のいい営業マンだったが、もう会社に残すことはできないということになった。賢介は部長の桐島から、それを本人に伝えるよう命じられる。悩む賢介。しかし、そのためのリサーチに春子と共にデパートに出向いた小笠原は、おもちゃ売り場のゲームに夢中になり、迷子になる。桐島に小笠原に対する評価を聞かれた春子は、マーケティング課のお荷物だと答えてしまう。それを聞いた賢介と東海林は、春子に 「人を思いやる気持ちはないのか」 と猛反撃するが、春子に小笠原のことを 「会社に甘えて、危機感がなさ過ぎた」 と言われ、返す言葉がない。S&Fに年に一度の国税局の査察が入り、販売二課の過去の小麦の決済に粉飾決算の疑いがあると指摘される。ところが、無実を証明する99年度分の伝票は手書きで、どこかに仕舞い込まれてしまっていて、所在が誰にもわからない。時間がないとマーケティング課も応援を頼まれ、地下倉庫に向かう。そこへ、春子が無理矢理、定食屋から小笠原を強引に連れてくる。小笠原は当時バリバリの営業マンでその倉庫には何度も足を運んでいた。そしていとも簡単にその伝票の入った箱を探し出した。その時、タイムリミットの5時まであと1時間と迫っていた。
5月11日(日)放送 9:00pm~10:00pm
第4回「悲しい恋とお時給」
東海林はバス停のキスから、春子のことが気になってしょうがない。ケイタイの番号を託したにも拘らず、電話もかかってこない。そして偶然にもその現場を見てしまった賢介もまた、気を揉んでいた。
一方、美雪は、はじめて貰った給料のあまりの少なさに大ショック。家賃や光熱費を支払うとこ一ヶ月ももたないと春子に借金の相談をするが、あっさりと断られてしまう。悩んでいると、ハケン仲間の香から、他のハケン会社にも登録したらどうかと勧められ、早速登録してみると、時給1800円の受付の仕事の面談が舞い込んできた。明日が面談でどうしたものかと香に相談してみると、みんなやっていることだから、何か理由をつけて休んで行けばいいと教えられる。
そんな折、東海林がロシアの企業との商談を任されることになった。モスクワ駐在経験ある東海林はロシア語に自信があるため、春子にいいところを見せようと、交渉の当日の秘書役を依頼。
ところが商談の席上、東海林はロシア人バイヤーの迫力に圧倒される。そしてその夜、東海林は、春子と二人きりで話をしようとカンタンテの外に呼び出し、果敢にアタックするが空回り。
母親が急病という理由で休んでいる美雪に、ハケンライフの一ツ木が連絡をするが、ケイタイが繋がらず、群馬の実家に電話をしてみると、病気のはずの母親当人が応対し、至って元気であり、美雪が嘘をついて休んだことが判明。実は、別のハケン会社の面談に行ったことを知った春子は、その会社に急行する―
5月4日(日)放送 9:00pm~10:00pm
第3回「正社員の友情・派遣の仁義」
水産部と合同で国産マグロに関するプロジェクトが立ち上がり、東海林たち営業が販売を請け負うことになり、マーケティング課も協力することになった。小笠原の提案でブームのマグロ解体ショーを、先日の売り場面積拡張に成功したデパートの一角で行うことに決定。早速腕のいい解体師を探し始めるが、ブームの折、なかなか見つからない。
そんな中、ハケンのおしゃれ派閥に入った美雪が合コンの会場で、小笠原が見たという1年で500本ものマグロを売りさばくという“マグロの神様”のツネさんを偶然見つける。美雪の連絡で東海林、賢介は直談判に急行。東海林の巧みな口説きに1日だけ空いていた週末の土曜日にスケジュールをもらうことができた。早速、打合せに出向いた東海林に緑川は、よくぞあの人気者を獲得したと上機嫌。当日は本部からも視察が来るという。
ショーの前日、マグロの仕入れに行った市場で、東海林の不用意なひと言で機嫌を損ねたツネさんが、東海林を振り切った瞬間に台車に接触し利き腕を骨折してしまい、緊急事態に。仕入れたマグロが深夜にはデパートに到着し、広告も打ち、後には引けない状況の中、解体師の代役を探すしかない東海林。何とか東海林を助けたい賢介は、板前やすし職人を手当たり次第当たってみるが、まるで見つからない。
代役が見つからないと責任問題になると絶句する緑川に、東海林も辞表を用意し覚悟を決める。
見かねた賢介は緑川の信頼が厚い春子に一緒に謝りに行ってもらえないかと頼み込むが、ハケンの自分にそれを依頼するのは筋が違うと断られる。 覚悟を決めた東海林たちは、満員のお客を前に頭を下げて解体ショーの中止を伝える。そして、東海林がデパートの本部長に土下座しているその最中、店内のアナウンスが解体ショーの開始を伝える。とそこに現れたのは長い風呂敷包みを抱えた春子だった―
4月27日(日)放送 9:00pm~10:00pm
第2回「大戦争!派遣vs 正社員」
東海林は何かと気に障る大前春子に、自分の実力を見せつけようと営業先に連れて行く。ところが、営業先のデパート店長・緑川は、東海林との挨拶もそこそこに、春子を見つけるなり、東海林そっちのけの歓迎ぶり。春子は以前、そのデパートでハケンとして働いたことがあったのだ。春子への絶大なる信頼の証か、予想以上の売り場面積を確保でき、東海林は部長の桐島の前で胸を張るが、内心は穏やかでない。
一方、美雪は15万円もするコーヒーサーバーを壊してしまった上に、パソコンスキルAランクの男性ハケンの近 耕作が新たに配属され、いよいよ自分の居場所がなくなってしまったと焦る。マネージャーの一ツ木に相談すると、スキルがないのだから、愛想よく、何でも頼みやすい”癒し系キャラ”をウリにするしか生き残る道がないとアドバイスされた。それからというもの、美雪は春子が止めるのも聞かず、正社員の買い物などの雑用を笑顔で引き受けるようになる。しかし、他のハケンから「プライドがない」と非難され、八方ふさがりになる。なかなか状況を変えることのできない美雪を見兼ねた春子は、美雪がしていることは全てが努力しない自分に対する言い訳だとバッサリと言い放つ。
緑川から春子あてに東海林のミスを指摘する電話が入り、完全に面目を潰された東海林は、春子に食って掛かる。そんな最中、美雪は春子の言葉を思い出し、お使いハケンからの脱却を宣言する。みんなが驚く中、東海林のテンションは最高潮に上がり、春子にホッチキス対決を申し込み、春子もそれを受け入れる。
学生時代、バイトで毎日一万発のホッチキスを打っていたという東海林は、自信満々。やがて、営業部の全員が見守る中、春子と東海林、ハケンと正社員の対決がスタートした。東海林を応援する正社員たち、これに対し美雪、近らハケン組は、春子を応援するが・・・。
4月20日(日)放送 8:45pm~10:00pm
第1回「働くことは生きること…スーパー派遣登場」
丸の内にある老舗の食品会社<S&F>。
同期入社の里中賢介(小泉孝太郎)と東海林武(大泉洋)は新年早々、共に辞令を受ける。
東海林は花形部署の販売二課主任に昇進し、一方賢介は新設のマーケティング課の主任に昇進した。しかし、顔には出さなかったものの、営業部の隅の物置のような場所に新設されたその課に配属された賢介は、帰りのバスのシートで、前に老婆が立っているのにも気付かないほど、落ち込んでいた。すると、突然腕が伸びてきてネクタイをむんずと掴まれ、そのまま引きずり起こされた。驚いた賢介が目の前の浮浪者のような女に睨まれ、唖然としていると、老婆は次の停留所でバスを降りていき、その空いた席にその女が当たり前のように座って眠り始めた。大前春子(篠原涼子)だ。
一方、大晦日にアルバイトをクビになった森美雪(加藤あい)は、すがる思いで派遣会社<ハケンライフ>の面接を受けた。やっと派遣され向った先は老舗の<S&F>。経験も自信もなかったが、どうにか採用されようと必死な美雪は面談で見栄を張り、できもしないパソコンを得意だと言ってしまう。が、部長の桐島は「ところで、大前春子さんは来てくれるんだろうね?」と<ハケンライフ>のマネージャー・一ツ木(安田顕)に尋ねた。おどおどしている美雪に不安は残るが、春子が来てくれるならと美雪の採用が決まった。
その翌日、面談にやってきた噂のスーパーハケンを見て賢介は絶句する。昨晩のバスの女だ。
表情一つ変えず言葉も発さない春子の採用条件は「契約期間3ヶ月、一切延長なし、休日出勤、残業も一切しない」というもので、一緒に面談をしていた東海林がその態度に噛み付くが、春子は無視する一方。
春子と美雪が派遣されたマーケティング課は、主任の賢介を始め、新入社員の浅野務(勝地涼)、嘱託の小笠原繁(小松政夫)の小規模は部署だった。しかし、賢介に期待を寄せている桐島部長の命により、米のデータ分析とそのプレゼンを任せられることに。一丸となって来たるプレゼンの日を目指していたが、仕事の遅い美雪がルールを破り、プレゼンの前日、社内データを自宅に持ち帰り、翌朝寝坊をしたため乗ったタクシーの中にそれを忘れてきてしまう。
マーケティング課は大ピンチ。タクシー会社を課内総出で探している中、いつものように淡々と自分の仕事をこなしている春子に賢介は―
毎週日曜日 午後9:00~10:00 (初回のみ8:45から)4月20日スタート
- 出演
- 篠原涼子、加藤あい、小泉孝太郎、大泉洋、松方弘樹

